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テント泊初心者におすすめの富士見平小屋!テント泊の持ち物も紹介!

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この記事では、テント泊が初めての方にもおすすめの富士見平小屋でのテント泊方法、そしてテント泊の持ち物について紹介したいと思います。

富士見平小屋が初心者におすすめな理由

富士見平小屋がテント泊初心者におすすめな理由は以下の3つです。

・樹林帯に位置している
・地面が土である
・アクセスの良さ

樹林帯に位置している

樹林帯なので風の影響を受けにくく、テントが倒れにくいです。

地面が土である

ペグが刺しやすい土の地面です。

アルプスの稜線では岩が多く、固定が難しいこともありますが、ここは容易にテントを固定できます。

アクセスの良さ

登山口の瑞牆山荘から1時間で到着できる距離です。

通常、テント泊は10kg以上の荷物を背負うことが多いですが、短時間で到着できるため初心者にも挑戦しやすい環境です。

富士見平小屋の注意点と受付

富士見平小屋は、初心者がテント泊を始める際に非常に適した場所です。

ただし、以下のポイントを注意して計画を立てることが重要です。

注意点

1.予約の有無

富士見平小屋では予約が不要ですが、すべての山小屋が同じわけではありません。

他の山域やテント場では事前予約が必要な場合もあります。

特に繁忙期(ゴールデンウィークや秋の紅葉シーズン)には、確認が不可欠です。

山小屋のホームページや電話で事前に問い合わせをして、最新の情報を確認することをおすすめします。

2.テント場の料金

富士見平小屋のテント場使用料は1泊1000円です。

この料金は山小屋によって異なります。

山小屋が提供する水場やトイレの利用料が含まれていることが一般的です。

3.テント場の混雑

富士見平小屋はアクセスが良く、人気が高いテント場のため、特に週末や連休中は混雑が予想されます。

混雑を避けたい場合は、平日に訪れるのがベストです。

また、早めに到着することで、良い場所を確保できる可能性が高まります。

受付

1.受付の流れ

富士見平小屋に到着したら、まず受付を済ませます。

受付の際に名前や泊数を伝えるだけで手続きが完了します。

受付が完了すると、小屋のスタッフからピンク色のリボンが渡されます。

このリボンは「テント泊受付済み」を示す証拠として使用されます。

2.リボンの使い方

リボンはテントのどこか目立つ場所に結びつけます

これにより、他の登山者や山小屋のスタッフが受付済みであることを確認できます。

3.テント泊のルール確認

受付時に、テント泊に関する注意点や利用ルールが記載された紙が渡される場合があります。

富士見平小屋の場合、「ペグダウンを確実に行うこと」「売店の営業は20時まで」などの基本的なルールが示されています。

これらのルールを遵守することで、安全かつ快適に過ごすことができます。

テント設営

富士見平小屋のテント場は非常に広く、約100張り程度のテントが設営可能です。

場所選びから設営までの詳細は以下の通りです。

場所選び

1.平らな場所を探す

・テント設営の第一歩は、平らで傾斜の少ない場所を選ぶことです。

地面が傾斜していると、寝ている間に体が滑り落ちるなど、不快な状況が生じます。

・富士見平小屋ではテント場の手前と奥に複数のエリアがあります。

手前は小屋に近いため便利ですが、混雑することが多いです。

一方で、奥のエリアは静かに過ごせる環境が整っています。

2.水はけの良い場所を選ぶ

雨が降った場合を想定し、水がたまりにくい場所を選ぶことも重要です。

地面がくぼんでいる場所は避け、高めの場所を選ぶと安心です。

テントの設営手順

1.ペグダウン

富士見平小屋の地面は柔らかい土で覆われており、ペグが刺しやすい特徴があります。

ペグダウンを確実に行い、テントをしっかりと固定します。

ペグを斜め45度の角度で打ち込むと、より強固に固定できます。

2.テントの組み立て

設営時にはポールをテント本体に通し、テンションをかけてしっかりと形を整えます。

風が強い場合でも安定するよう、ガイラインを張ることも忘れないようにしましょう。

ガイラインとは、テントを張る際に使うロープのことで、ほとんどのテントに付属しています。

3.インナーの準備

設営が完了したら、テント内に寝袋やマットを敷き、寝床を整えます。

この段階で荷物を整理しておくと、夜間や翌朝の行動がスムーズになります。

富士見平小屋の施設案内

富士見平小屋の施設はシンプルながら、テント泊を快適にするための基本的な設備が整っています。

以下に各施設の詳細を説明します。

1. トイレの場所と設備

トイレは小屋の左手に設置されている小型の建物で、清潔に保たれています。

富士見平小屋のトイレは基本的に無料で利用可能ですが、環境保護のためにトイレチップ(寄付)を推奨している場合があります。

利用後には清潔な状態を保つように心がけましょう。

2. 水場

水場は小屋の看板を左に進み、少し下った場所にあり、飲料水や調理用の水を確保できます。

山小屋の水場は天然の湧き水や沢水が使用されることが多く、非常に冷たくておいしい水が特徴です。

ただし、水場が枯れる可能性もあるため、事前に状況を確認しておくことをおすすめします。

調理や飲用のために必要な水を汲み、プラティパスなどのタンクに保存します。

一度に十分な量を汲んでおくことで、夜間や早朝に何度も往復する手間を省けます。

3. 売店

小屋には売店が併設されており、20時まで営業しています。

売店では、飲料や軽食、登山用の消耗品などが購入可能です。

万が一、忘れ物があった場合でも売店で対応できることがあります。

ただし、品ぞろえには限りがあるため、事前に必要なものを揃えておくのが理想的です。

4. テント場

・広さと収容力

富士見平小屋のテント場は非常に広く、最大で約100張りのテントを設営可能です

。樹林帯に囲まれており、風の影響を受けにくい環境です。

・静かなエリア

小屋に近いエリアは便利ですが、人の出入りが多いため賑やかです。

一方、奥のエリアは静かに過ごせるため、リラックスしたい人におすすめです。

テント泊の持ち物詳細紹介

今回のテント泊での持ち物について詳しく説明します。

1. 寝具

(1) クローズドセルマット

使用しているのは「サーマレスト ジェットレッドソル」です。

このクローズドセルマットは非常に頑丈で、破損の心配がほとんどありません。

テント泊では、地面からの冷気を防ぐための断熱層として重要な役割を果たします。

特に地面が岩場や硬い土の場合でも破れず、長持ちします。

軽量でありながら、適度な厚みがあるため、直接寝る場合でも一定の快適さが得られます。

さらに寒い場合には、この上にエアマットを敷いて断熱性能を強化することが可能です。

(2) 寝袋

ナンガ オーロラライト」を使用しています。

このモデルは、快適温度が0°C、リミット温度が-5°Cという仕様で、3シーズンで使用できる寝袋です。

オーロラライトの特徴として、防水性と透湿性に優れた素材が採用されています。

これにより、結露や湿気による不快感を軽減し、快適な睡眠環境を保ちます。

この寝袋は、寒さが厳しい冬山での使用には向きませんが、富士見平小屋のような比較的穏やかな環境では十分な保温性を発揮します。

(3) エマージェンシーシート

緊急時の防寒アイテムとして、2枚のエマージェンシーシートを持参しています。

このシートは非常に軽量でコンパクトに折りたたむことができるため、荷物に追加しても負担がほとんどありません。

寒さが厳しい場合、体に巻き付けて体温を逃がさないようにすることで、睡眠中の保温性能を高めることができます。

このアイテムは、冬山で特に役立ちました。

(4) 簡易枕

使用しているのは「シートゥサミット」の収納袋です。

この袋に着替えや柔らかい衣類を詰めることで、即席の枕として使用しています。

寝心地は意外に良く、枕を別途持ち運ぶ必要がないため、荷物を軽量化できます。

この方法は簡単で便利なので、特に荷物を減らしたい場合におすすめです。

2. 調理道具

(1) バーナースタンド

バーナースタンドはSOTO ポップアップソロテーブルを使用しています。

このスタンドはバーナーを安定させるための補助器具で、地面が平らでない場合でも調理をスムーズに行えるようにしてくれます。

樹林帯では地面が柔らかいことも多いため、バーナースタンドがあるとバーナーが倒れる心配が減ります。

(2) バーナー

調理用バーナーは必需品です。

持参したバーナーは小型で軽量なタイプのシングルバーナーで、カートリッジ式のガス缶と接続して使用します。

バーナーとガス缶の接続部分は簡単に装着でき、安定した火力を確保できます。

この火力でお湯を沸かしたり、料理を加熱したりすることができます。

(3) メスティン

メスティンは炊飯や簡単な調理に最適なアルミ製のクッカーです。

軽量で持ち運びがしやすく、コンパクトに収納できます。

主にご飯を炊いたり、スープを作ったりする際に使用しています。

フタも付いているため、蒸し料理や保存にも活用可能です。

(4) 食品関連

持参した食品は以下の通りです:

ラーメン: 手軽に調理できるインスタントラーメンは、山での食事に最適です。
: ラーメンにトッピングするために持参しました。
: 夜のリラックスタイム用に少量のアルコールを携帯しました。
コーヒー: 朝の目覚めやリフレッシュのためにインスタントコーヒーを用意しました。

(5) プラティパス(折りたたみ式水タンク)

プラティパスは水をためるための折りたたみ式のタンクです。

このアイテムは非常に軽量で、使わないときには小さく折りたためるため、携帯に便利です。

水場からテントまでの水を一度に運び、調理や飲用、洗浄などに利用しています。

これにより、水を頻繁に汲みに行く手間を省けます。

3. 防寒着

(1)ダウンジャケット

上半身用のダウンジャケットは必須です。

軽量でコンパクトに収納できるものを選びました。

昼間は暖かくても、夜間や早朝は冷え込むため、防寒対策として不可欠です。

(2) ダウンパンツ

下半身用のダウンパンツも持参しています。

特に秋や残雪期には必須アイテムです。

このパンツは防寒性が高く、テント内や夜間の活動で重宝します。

(3) ダウン靴下

冷え性対策として、ダウン素材の靴下を使用しています。

これにより、足元を暖かく保つことができ、快適に過ごせます。

4. その他のアイテム

(1) ランタン

ランタンは「キャリーザサン」のソーラーパネル付きランタンを使用しています。

このランタンは、かさ張らず軽量で、電池を使わず太陽光で充電が可能です。

長期間の縦走や連泊でも使い続けられるため、非常に便利です。

(2) 洗面用品

歯ブラシや耳栓、メイク道具などを持参しました。

耳栓は夜間の物音を遮断するため、快適な睡眠を助けます。

(3) トイレ用品

富士見平小屋にはトイレがありますが、万が一のために携帯トイレも持参しました。

これにより、山中でのトイレ問題に対応できます。

(4) 雑貨

調理後のクッカーを拭くためのキッチンペーパーや、手を清潔に保つための除菌シートを持参しています。

これらは軽量で持ち運びやすく、衛生管理に役立ちます。

テント泊持ち物まとめ

以上が、私のテント泊における持ち物の詳細紹介です。

この装備は初心者から経験者まで幅広く参考にしていただける内容になっています。

テント泊では、装備の選択が快適さを大きく左右するため、環境や季節に応じた準備を心がけましょう。

富士見平小屋のような初心者向けの環境では、これらの持ち物が非常に役立つと確信しています。