今回は、登山でも日常でも超使える「モバイルバッテリー」をご紹介したいと思います。
なぜ登山でモバイルバッテリーなのか、と思われるかもしれませんが、もはや登山では必須ギアの1つです。
モバイルバッテリーは皆さんも日常で使っていると思います。
登山だけで使えても意味がないので、日常でも使える、「両方の用途を兼ね備えたモバイルバッテリー」を紹介します。
私自身、モバイルバッテリー歴が10年以上で、何世代もいろいろ買い替えてきました。
その中で「これはいい!」というものを今回は紹介したいと思います。
登山でモバイルバッテリーが必要な理由
まず、なぜ登山でモバイルバッテリーが必要なのか、その前提を話したいと思います。
令和の登山では、紙地図を使っている方もいるかもしれませんが、多くの方がGPSの登山地図アプリを使っていて、スマホで自分の現在地が表示される地図を利用していると思います。
でも、スマホは電子機器ですから、電源が切れたらその地図が見られなくなってしまいますよね。
だからこそ、携帯の電池が減ってきた時に充電するために、モバイルバッテリーが必要なんです。
これで地図を確認することができます。
もし何かが起きて、例えば道に迷って遭難してしまった時、どうしたらいいか分からず、救助要請をする場合や、家族に連絡をする場合にもスマホは必要です。
電波が入っているエリアなら救助要請をかけることもできますよね。
その時に、スマホの電池がなくなっていたら困りますよね。
日帰り登山だから大丈夫と思うかもしれませんが、救助が来るまでの間に電池が切れてしまったらどうするんですか?
そういう状況に備えるためにも、必ずモバイルバッテリーを持って行ってください。
また、スマホ以外に何を充電するかといえば、例えばヘッドランプです。
日帰り登山でも、昼に下山予定の方でも、必ずヘッドランプを持って行ってください。
ヘッドランプには電池式のものとバッテリー式のものがありますが、バッテリー式のものはモバイルバッテリーで充電できます。
これで電池切れの心配もなくなりますよね。
他にもカメラの充電などもありますが、地図を見たり、救助要請をするためのスマホ、そしてヘッドランプを充電するために、モバイルバッテリーは必要です。
愛用モバイルバッテリーAnker 511 Power Bank紹介
さて、ここまでが前提の話でしたが、次に私が愛用している「神モバイルバッテリー」をご紹介したいと思います。
それが、Ankerの511 Power Bankという製品です。
何の変哲もないモバイルバッテリーに見えるかもしれませんが、これが面白いんです。
このモバイルバッテリーの仕様は以下のようになっています。
価格:5,490円
重量:185g
容量:5000mAh
充電時出力:30W
モバイルバッテリー時出力:22.5W
対応機種:iPhone、iPad、MacBook Airなど
Anker511PowerBankは、差し込むだけで充電が始まる急速充電機能があり、パワーIQ機能で最適な充電速度を自動的に調整します。
30Wの出力で、iPhoneの場合は0%から30分で50〜60%まで充電可能です。
デザインも非常にシンプルで、コンパクトなサイズが特徴です。
登山でモバイルバッテリーを選ぶ際は、携行性、操作性、容量と充電速度が重要です。
この製品は200g以下で名刺サイズのため、非常に持ち運びやすいです。
また、日常生活でも急速充電ができ、接続ケーブル無しでコンセントに差し込むだけで充電が可能です。
最後に、これはメリットかどうか分かりませんが、デザインが非常にかっこいいです。
登山で使える理由
ここからは、なぜ登山で使えるのかについて説明します。
モバイルバッテリーはたくさんありますが、登山においてモバイルバッテリーを選ぶ際には3つのポイントが重要です。
1つ目は「携行性」、2つ目は「操作性」、そして3つ目は「容量と充電速度」です。
まず「携行性」についてですが、これは軽くて持ち運びしやすいかどうかです。
500gや1kgもあるモバイルバッテリーは持ち運びに不便ですが、この製品は200gくらいで、サイズも名刺程度です。
幅は指2本分くらいなので、非常に携行性が良いです。
次に「操作性」ですが、これは非常に簡単です。
このバッテリーを差してポケットに入れればすぐに充電できます。
例えば、iPhoneをポケットに入れたままでも簡単に携帯を操作して確認できるので、非常に使いやすいです。ボタンを1つ押すだけで操作ができるので、操作性は非常に高いです。
そして「容量と充電速度」についてですが、日帰り登山なら5000mAhで十分です。
1泊2日や2泊3日なら、20000mAhくらいが適しています。
5000mAhの容量であれば、日帰り登山には全く問題ないです。
実際に何度も使っていますが、携帯の充電が20%から70%になるまで約30分です。
登山において30分というのは一瞬ですので、充電速度が速いというのは非常に重要です。
この製品は、携行性、操作性、容量、充電速度のバランスが非常に取れているので、私は登山の際に必ず持って行くようにしています。
日常生活において便利な点やデメリットは?
次に、なぜ日常生活でもこのバッテリーが便利なのかという話です。
日常生活でモバイルバッテリーを満充電にしておくのは意外と難しいですよね。
私は家やオフィス、カフェなどコンセントのある場所に着いたらすぐに充電して常に満充電にするようにしています。
この製品は急速充電が可能で、30Wの出力があるため、携帯や他の機器に対してもすぐに充電でき、充電器としても使えます。
カフェなどに行ってコンセントを使って充電する時も、このバッテリーを充電器代わりに使うことができるので、非常に便利です。
デメリットもあります。
1つ目は、USB-Cであることです。このタイプの端子は互換性の問題があるため、例えばiPhoneならライトニングケーブルが必要です。
2つ目のデメリットは、充電がACプラグであることです。つまり、コンセントがないと充電できません。
最後のデメリットは、PCやiPadの充電には出力が不足している点です。
iPadやPCの充電には70Wから100Wが必要ですが、この製品は30Wなので、PCやiPadを充電しながら使用するのには向いていません。
私はPCの充電には使っていません。
まとめ
今回は、登山にも日常にも使えるモバイルバッテリーAnker511PowerBankを紹介しました。
小型、軽量で大容量なので、荷物がかさ張らず、モバイル用としておすすめの製品です。
冒頭でも述べましたが、登山にはモバイルバッテリーは必ず持って行くようにしてください。
モバイルバッテリーの選定に迷っている場合には、今回の記事を参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。